週末GⅠ展望 第40回 エリザベス女王杯(2015年)

牝馬限定GⅠに向かってきた馬たち


こんばんわ。

はるかなる。です。

今日は、11月15(日)に京都競馬場で行われる

第40回 エリザベス女王杯(GⅠ)の

展望をしたいと思います。



特別登録は20頭なので

このままだと2頭が除外になりますね。

条件馬の身で登録してきた

リラヴァティとカノンが対象になります。



人気の中心は

昨年の当レースの1、2着

ラキシスとヌーヴォレコルトに

未完の大器・ルージュバックあたりでしょうか。



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リピーターが目立つGⅠ


過去のエリザベス女王杯(GⅠ)の成績に

目を通してみてわかったことは

リピーターが非常に目立つということです。



1995年~2014年までの

20年間を対象にすると

実に11頭もの馬が

2年続けて、あるいは3年続けて

馬券に絡んでいます。

以下に名前を挙げておきます。



フェアダンス   (95年3着 → 96年2着)

ダンスパートナー (96年1着 → 97年2着)

メジロドーベル  (98年1着 → 99年1着)

フサイチエアデール(99年2着 → 00年2着)

アドマイヤグルーヴ

 (03年1着 → 04年1着 → 05年3着)



オースミハルカ  (04年2着 → 05年2着)

スイープトウショウ

 (05年1着 → 06年2着 → 07年3着)

フサイチパンドラ (07年1着 → 08年2着)

スノーフェアリー (10年1着 → 11年1着)

アパパネ     (10年3着 → 11年3着)

ラキシス     (13年2着 → 14年1着)



今年のメンバーでリピーターの資格がある馬はどの馬か?


今年、連続して馬券に絡む可能性がある馬は

上にも名前があるラキシスと

昨年2着だったヌーヴォレコルトの2頭ですね。



3年連続の好走を狙うラキシスは

昨年のエリザベス女王杯(GⅠ)を勝ったあとは

有馬記念(GⅠ)で差のない6着と健闘し

今年初戦の大阪杯(GⅡ)で

牡馬相手に勝利しました。



その後の成績こそ目立ちませんが

どれも着差は小さいですから

悲観する内容ではありません。

相性の良い舞台に替わる今回は

陣営の気合いの入り方も違うでしょう。



ひとつ気になる点は

この馬は馬体重の変動が10㎏以上あると

成績を落としがちです。

ですから、当日の馬体重を見ることができる方は

しっかりとチェックした方がいいでしょう。



一方のヌーヴォレコルトは

今春のヴィクトリアマイル(GⅠ)で

デビュー以来、初めて着外に敗れました。

大きく負けたわけではありませんでしたが

この敗戦で適性が見えた感じがします。

今回の舞台の方が向いているのは明らかでしょう。



秋初戦となった前走のオールカマー(GⅡ)では

勝ち馬の切れ味の前に屈しましたが

この馬も窮屈になりながらも2着と頑張りました。

ここを目標と考えれば充分な結果でしょう。



また、昨年はGⅠを使ったあとの参戦でしたし

関西圏のレースが続いていたこともあり

疲れも蓄積していた状態だったと思います。

そんな昨年と比較すれば

今回の方がチャンスは大きいのではないでしょうか。



ちなみに、このレースで

好走した経験がある馬といえば

一昨年のチャンピオンである

メイショウマンボがいますね。



ただ、この馬の近況を見ると厳しいでしょう。

また、間が1年空いて

再び馬券に絡んだというパターンもないので

積極的には推せません。



初めて古馬と戦う3歳勢


次に、3頭が登録している3歳勢を見てみましょう。

まずは、先月行われた

秋華賞(GⅠ)に出走していた

クイーンズリングとタッチングスピーチです。



このレースは、前掛かりな流れになったために

1分56秒台の好時計での決着となりました。

それ故に差し馬有利の流れでもあったので

脚を貯める競馬をしていた

クイーンズリングとタッチングスピーチには

展開面の恩恵があったと思います。



今回のメンバーを見ると

前に行きたい馬はそれなりにいるものの

何が何でも逃げたいというタイプはいません。

となると、ペースが速くなることは考えにくいです。



個人的に、この2頭のベストパフォーマンスは

クイーンズリングが菜の花賞

タッチングスピーチがローズステークス(GⅡ)

だと思っていますが

古馬GⅠで通用するほどの内容だったかというと

そうではないと思います。



展開面のアシストも受けられないとなると

現状では見劣りするかなという印象です。



それから、オークス(GⅠ)2着のルージュバック。

こちらは、秋は海外遠征を目指していたものの

体調が整わずに

国内戦に専念することになりました。



勝ったレースのインパクトが強く

大きな期待を背負っている馬だと思いますが

さすがに、半年ぶりの実戦で本命視するのは

リスクが大きいでしょう。

人気先行型のタイプなので

能力は認めつつも今回は印を回しません。



勢いを持って挑む上がり馬


では、近走成績の目立つ上がり馬は

この舞台で輝くことができるでしょうか?



まずは、3連勝の関西馬・ウインリバティ。

デビューから20戦で2勝しかできなかった馬が

そのあと、いきなり3連勝というのは

何が起きたんだと思ってしまいますね(^_^;)



結論から言いますと

レースレベルを考えるとこの馬は評価はできません。

2走前の1000万の特別戦は

平均的なレベルの牝馬限定戦でしたし

前走は、ペースに恵まれての逃げ切り勝ちでした。

この走りでは、いきなりのGIは荷が重いはずです。



次は、3連勝の関東馬・シュンドルボン。

これまでに着外が2回しかないという

安定感のある馬です。

ここ数戦の走りを見ると

ある程度前に行けて

それでいてしまいに速い脚が使えるのは魅力ですね。



ただし、関西圏への遠征競馬は

今回が初めてですし

先ほどあげた2度の着外は

いずれも2000m以上の距離のものです。

相手には加えておきたいですが

勝ち負けまではどうでしょうか。



他で気になる馬は?


これまでに名前を挙げていない馬では

マリアライトが気になります。

今春に1000万、1600万を連勝しましたが

牡馬相手に2500mと2400mを勝つという

長距離への高い適性を感じさせる走りでした。



休み明けの前走でも

それなりの結果を残しましたから

順当に良化していれば

楽しみがあると思います。



昨年4着と走ったフーラブライドも

警戒が必要な1頭です。

京都コースの長距離戦では

毎回、人気以上の走りを見せているので

噛み合えば一発の可能性があるでしょう。



他の前哨戦で特に目立つレースがなかったので

このレースは、少ない買い目で勝負したいですね。



まとめ


ということでまとめると

現状の本命候補は

ラキシス、ヌーヴォレコルト、マリアライト

この3頭です。

人気の盲点になってくれるなら

マリアライトから買いたいですね。



他では、ベテランのフーラブライドや

上がり馬のシュンドルボンを

マークしておきます。

ただ、この2頭は

あくまでも連下という扱いです。





最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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~2010年以降の的中率と回収率一覧~

2010年   的中率 データなし  回収率  83.1%
2011年   的中率 データなし  回収率  76.4%
2012年   的中率 21.3%  回収率 118.7%
2013年   的中率 26.6%  回収率 108.1%
2014年   的中率 23.2%  回収率 110.0%
2015年   的中率 29.0%  回収率 114.7%

※2015年に関しては、3月1日時点のものになります。


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