週末GⅠ展望 第76回 優駿牝馬(オークス)(2015年)

最初のポイントは、ルージュバックをどう評価するか


こんばんわ。

はるかなる。です。

今日は、5月24(日)に東京競馬場で行われる

第76回 優駿牝馬(オークス)(GⅠ)の

展望をしたいと思います。



登録馬は21頭で

このうち半数を超える13頭が桜花賞(GⅠ)組ですね。

これに、オークストライアル組が加わるといった

顔合わせになります。



本来ならば桜花賞(GⅠ)の上位組を

はじめに取り上げるべきなのですが

まずは、そこで9着と敗れたルージュバックについて

考えたいと思います。



なぜ、先に取り上げるのかといえば

僕は、この馬が世代No.1の馬だと思っていて

オークス(GⅠ)で本命にしようと決めているからです。



では、レッツゴードンキが逃げ切った

桜花賞(GⅠ)での走りを振り返ります。

このレースは、前半の4ハロンが50秒0で

後半の4ハロンが46秒0という

かなり極端なスローペースになりました。



このペースのなかで

後方の馬群で動くに動けないような形になっては

9着という結果も仕方がないと思います。

負けるべくして負けたという内容でした。

1度しかないクラシックの舞台ですから

今度は、悔いの残らない競馬をしてくるでしょう。



今回は、2400mに距離が延びますが

この馬は、2歳時に牡馬相手に

東京の2000m戦を完勝しているので

距離に対しての不安は少ないと考えられます。



それから、ルージュバックを推す大きな理由は

勝ったレースでいずれも

大きなインパクトを残していることにあります。



豪快さと素軽さを兼ね備えた末脚を見せた新馬戦

次元の違う競馬をしていた百日草特別

脚質の柔軟性を見せたきさらぎ賞(GⅢ)と

勝ったレースはどれも強さを感じさせます。

この印象を信じてオークス(GⅠ)の本命にします。



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凡戦だった桜花賞(GⅠ)


さて、先ほども書いたように

今年の桜花賞(GⅠ)というのは

スローペースの凡戦でした。



勝ったレッツゴードンキは

自分のペースで一人旅でしたから

快勝だったとはいえ額面通りの評価はできないですね。

気性面の不安を考えれば距離延長は微妙ですし

オークス(GⅠ)向きとは思えません。



では、2着以下の馬はどうでしょうか?

勝ち馬と2着のクルミナルの間には

4馬身の差がつきましたが

実際にそれほどの力差があるとは思えません。



そして、2着~最下位までの差が

0.8秒しかありませんでしたから

道中の位置取りや直線のコース取りひとつで

着順は大きく入れ替わっていたでしょう。

ですから、この桜花賞(GⅠ)での成績は

度外視して予想を組み立てたいと思います。



今回もスローペースは必至


桜花賞(GⅠ)がスローペースだったと散々書きましたが

フローラS(GⅡ)とスイートピーSの

2つのトライアルレースもスローペースでした。

ですから、これらの馬が多数を占めるオークス(GⅠ)で

急激にペースが速くなることは考えにくいです。



ましてや全馬が初体験となる

2400mの長距離戦ですから

今回もスローペースになる可能性が高いですね。

ただ、長距離でスローペースの一戦となると

気性面に課題を残した馬には不安が残りますね。



東京の2400m戦というのはスタンド前発走ですから

どうしても折り合いを欠く馬が出てきます。

また、道中で我慢して走らなければいけない距離が

今まで以上に長くなりますから

まだ若い牝馬にとっては厳しいレースになります。



今年のメンバーでこういったリスクが大きい馬は

レッツゴードンキとココロノアイでしょう。

この2頭は重賞で

抑えきれずに動いていくという競馬をしています。

マイル戦ならそれで乗り切れたとしても

2400m戦でそれは通用しないと思います。



それから、スローペースである以上は

後方から競馬をする馬にとっては厳しくなります。

桜花賞(GⅠ)がいい例ですね。

どんなにいい脚を使っても届きません。



今回、このリスクが当てはまるのは

アンドリエッテとミッキークイーンです。

2頭ともに脚を貯めるスタイルで走っていますが

自分で動けるタイプではないので

どうしても展開に左右される部分が大きくなります。

コーナーで馬群が密集したときに大外を回っていては

勝ち負けまでは苦しい展開だと思います。



穴を開けるなら関東馬

 

ここで、近5年のデータから狙える馬を考えます。

まず、桜花賞(GⅠ)で1~3着に入った

15頭を見てみると

関東馬5頭に対して、関西馬10頭ということで

関西馬が優勢です。



これがオークス(GⅠ)になると

関東馬が8頭で、関西馬が7頭と

関東馬が盛り返しています。



ここからわかることは

輸送の後の2400mというのは

相当タフだということでしょう。



今年のメンバーを見ると関東馬は9頭います。

この中では、ルージュバックが一押しですが

その他のメンバーから

ディアマイダーリンの名前を挙げておきます。



この馬は、位置取りにこだわらずに

相手なりにしっかりと成績をまとめています。

地元の東京コースを3度経験しており

2勝2着1回と実績があります。

崩れないこの馬の良さが発揮できれば

大舞台で食い込む余地もあるのではないでしょうか。



他の馬はどうなのか?


他で気になっている馬はコンテッサトゥーレです。

出遅れながらも力でねじ伏せた紅梅ステークスが

この馬の能力の高さを示していたと思います。



血統的に距離延長はプラスではありませんが

折り合いに不安がない馬なので

スローペースならばチャンスがあるでしょう。

再度、内枠が引ければ面白いですね。



それから、桜花賞(GⅠ)で

ルージュバックと同じように4連勝はならなかった

クイーンズリングとキャットコインの

巻き返しにも注目しています。



この2頭については

桜花賞(GⅠ)の展望記事でも書いたと思いますが

中山のマイル戦を大外枠から勝ったことを評価します。



まとめ


では、まとめに入ります。

オークス(GⅠ)の本命はルージュバックです。

この馬の勝利を期待して馬券を買います。



相手に考えているのは

コンテッサトゥーレ、クイーンズリング、キャットコイン

そして、ディアマイダーリンの4頭ですね。

どれもそこまで人気にはならなそうなので

配当的な妙味もありそうです。



配当に関してでは

桜花賞(GⅠ)で1.6倍だった

ルージュバックの単勝が

果たしてどれくらいになるのかも気になりますね(^^)





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2012年   的中率 21.3%  回収率 118.7%
2013年   的中率 26.6%  回収率 108.1%
2014年   的中率 23.2%  回収率 110.0%
2015年   的中率 29.0%  回収率 114.7%

※2015年に関しては、3月1日時点のものになります。


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