週末GⅠ展望 第56回 宝塚記念(2015年)

上半期最後のGⅠ


こんばんわ。

はるかなる。です。

今日は、6月28(日)に阪神競馬場で行われる

第56回 宝塚記念(GⅠ)の展望をしたいと思います。

このレースが上半期最後の中央GⅠレースになりますね。



特別登録は17頭でしたが

ヴァンセンヌの回避が決まっていますから

最多でも16頭ということになります。



1番人気はゴールドシップでほぼ間違いないでしょう。

一昨年から宝塚記念(GⅠ)を連覇中で

阪神コースでは(6,1,0,0)と

抜群の相性を誇ります。

鞍上も手の内に入れていますから

中途半端な評価はできないですね。



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期待よりも不安が目立つ4歳牡馬勢


他は、どの馬が高い評価を受けるのかが

チョットわからないですね。

本来ならば4歳世代の牡馬勢が

世代交代を狙うはずなのですが

今年は中心視するには不安が先行します。



菊花賞(GⅠ)を制したトーホウジャッカルは

今回が8ヶ月ぶりでぶっつけ本番になります。

一線級の古馬と戦うのも初めてになりますから

いきなりはどうでしょうか。



日本ダービー(GⅠ)の覇者・ワンアンドオンリーと

豪州のGⅠで2着に入ったトーセンスターダムは

共に海外遠征帰りになるので

状態面がどの程度できているかが心配です。



ワンアンドオンリーに関しては

ドバイシーマクラシックの3着は立派だと思いますが

昨秋の成績を見ると

過大評価は禁物だと思います。



トーセンスターダムも同じように

海外での成績は素晴らしいですが

昨年のクラシックでは掲示板すらありませんでした。

ここで一発を狙うには力が足りないと思います。



実績のある牝馬たち


4歳世代の牡馬に信頼が置けないのならば

同世代の牝馬はどうでしょうか?

今年は、昨年の秋華賞(GⅠ)の上位2頭が

揃って出走してきました。



まず、勝ち馬のショウナンパンドラは

それ以降の3戦でいずれも着外に終わっています。

馬場状態や距離が原因の敗戦もあるので

今回は、条件的には好転していると思います。

ただ、だからと言って

勝ち負けまでのイメージは浮かびません。



2着のヌーヴォレコルトは

前走のヴィクトリアマイル(GⅠ)で人気に応えられず

デビュー以来初めて掲示板を外しました。

適距離ではなかったにせよ不甲斐ない敗戦でした。

こちらも条件は好転するので

どこまで持ち直してくるかでしょう。



一方、古馬牝馬勢からも3頭が参戦。

まずは、エリザベス女王杯(GⅠ)で

ヌーヴォレコルトをクビ差制したラキシス。

今年初戦の産経大阪杯(GⅡ)では

有力牡馬相手に見事勝利を飾りました。

本格化して以降は中距離では崩れていないですし

牡馬相手でも全くヒケを取りません。



そして、このラキシスと同じく5歳世代の

デニムアンドルビーとディアデラマドレ。

前者は、阪神大賞典(GⅡ)で

ゴールドシップに迫りましたし

後者は、いずれも違う条件ながら

ここ5戦続けて上がり3ハロン最速をマーク

といったように侮れない存在です。



力をつけてきた中距離馬たち


一昨年の有馬記念(GⅠ)で対抗に挙げ

昨年の宝塚記念(GⅠ)では本命に推したのが

今年で7歳を迎えたカレンミロティックです。



有馬記念では、ハイペースのなかを

早めの競馬から粘って6着と健闘し

宝塚記念では、決して得意とはいえない

湿った馬場状態(発表は良馬場)で2着と

力のあるところを披露しました。



ベストは中距離のこの馬にとって

この春に参戦した2つのレースは

かなりタフだったと思います。

しかし、そこでこちらの予想を上回る競馬を見せました。

つまり、まだまだ成長しているという証でしょう。

今のデキでこの舞台ならば

頂点まで考えられると思います。



そして、ラブリーデイ。

今年に入って半年も経たないうちに

3つの重賞タイトルを手にしました。

前で流れに乗れることは強みですし

立ち回りの巧さを活かせれば

このレベルの相手でもチャンスはあるでしょう。



明確な逃げ馬が不在


では、展開面を見てみましょう。

今回のメンバーを見渡すと

何が何でもハナに行きたいというタイプの馬は

見当たりません。

先行馬という括りで見ても

カレンミロティックとラブリーデイくらいです。



一見するとスローが濃厚にも映りますが

それはないと考えています。

なぜなら、カレンミロティックという馬が

ある程度、締まった流れの方が力を出せるタイプなので

他が行かなかったとしても

スローに落として逃げることはないと思うからです。



他に考えられそうなこととしては

人気薄の馬の大逃げでしょうか。

今年のメンバーだとネオブラックダイヤあたりが

思い切った競馬をする可能性もありそうですね。



まとめ


ということで、今の段階では

カレンミロティックを本命予定でいます。

というか本命にします。

相手の候補にはゴールドシップを筆頭に

ラキシス、ラブリーデイ、ディアデラマドレ

そして、デニムアンドルビー

といったあたりを考えています。



ちなみに、これを書いている時点(月曜日の昼)では

関西地方は金曜と土曜に

雨マークがついていますね。

この雨の量次第で当日の馬場コンディションも

変わってくるでしょうから

気掛かりなポイントです。



先ほども書いたように

カレンミロティックは去年はこなしたとはいえ

理想はパンパンの良馬場だと思うので

できることなら降雨量は少なくなってほしいです。



逆に、劣悪なコンディションになるのなら

前走で不良馬場のなかを差し切ったラキシスや

近走は、二桁着順続きですが

オーシャンブルーの評価を上げたいですね。





最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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2014年   的中率 23.2%  回収率 110.0%
2015年   的中率 29.0%  回収率 114.7%

※2015年に関しては、3月1日時点のものになります。


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