週末GⅠ展望・第152回 天皇賞・秋(2015年)

登録馬全てが重賞ウイナー


こんばんわ。

はるかなる。です。

今日は、11月1(日)に東京競馬場で行われる

第152回 天皇賞・秋(GⅠ)の

展望をしたいと思います。



このレースの登録馬は21頭で

全馬が重賞を勝っています。

格式高いレースですから当然でしょうね。

このうちGⅠ馬は5頭。

今年の天皇賞・秋(GⅠ)は

ここがポイントになると思います。



5頭のうち3頭は

昨年のクラシックを勝った

イスラボニータとワンアンドオンリー

そして、秋華賞(GⅠ)を制したショウナンパンドラで

同世代との対決を制した4歳勢になります。



一方で、5歳以上の馬では

ラブリーデイとスピルバーグがGⅠ馬です。

しかし、ラブリーデイは今年GⅠを勝っているので

昨年までに古馬同士のGⅠを勝ったのは

ただ1頭、スピルバーグだけということになります。



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今一度評価したい馬・スピルバーグ


昨年の天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念

という3つのGⅠレースについて触れたいと思います。

まず、伝えたいのは

この3つのレースで掲示板に載った馬のうち

今年の天皇賞・秋(GⅠ)に出てくる馬は

たった2頭しかいないということです。



それは、昨年の天皇賞・秋(GⅠ)を制した

スピルバーグと

同レース3着のイスラボニータです。

他の馬は、繁殖入りやケガなどで

大半が引退してしまいましたし

ゴールドシップは態勢が整わないこともあり

このレースには登録してきませんでした。



で、昨年の3つのレースに出走していたメンバーと

今年の登録メンバーを比べたときに

どちらが強いかと考えてみると

明らかに昨年のレースに出ていた馬の方が

強いだろうと思うのです。



ゴールドシップ、ジェンティルドンナ、ジャスタウェイ

エピファネイア、トゥザワールド、ハープスター

名前を挙げるだけでも凄い顔触れです。

もちろん、各レースへの適性の差はありますが

これらが一堂に会したレースの方が

個人的にはぞくぞくしますね。



つまり、これらを相手に

堂々と渡り合った馬は強いと思うのです。

その中でも昨年のチャンピオンホースで

続くジャパンカップ(GⅠ)でも3着に入り

力を示したスピルバーグは

高い能力がある馬だと思います。



休み明けとなった前走の毎日王冠(GⅡ)は

スタートから後方を追走。

反応もイマイチで、伸びも目立ちませんでした。

これだけ見ると物足りないですが

ここは、あくまでも前哨戦です。

変わり身があれば魅力がある馬だと思います。



人気を集めそうな2頭


今年の天皇賞・秋(GⅠ)で人気を集めそうなのは

ラブリーデイとエイシンヒカリでしょう。

前者は、今年だけでGI勝ちを含めて

重賞5勝と本格化しました。

後者は、通算9戦8勝の成績を残しており

GI初挑戦での戴冠を狙っています。



この2頭は確かに強いと思います。

勢いも認めます。

ただ、圧倒的な存在かというと

そんなことはないでしょう。



まず、ラブリーデイに関していえば

今年負かしたメンバーは

昨年までGⅠを引っ張ってきたメンバーと比較すると

それほど強敵とはいえません。

これについては、先ほど書いたとおりです。



確かに実績馬相手にも結果を残しましたが

大阪杯(GⅡ)で下したキズナは

本調子ではなかった印象を受けますし

宝塚記念(GⅠ)のゴールドシップは

まともなレースをしていないので論外でしょう。

全幅の信頼は置けません。



一方のエイシンヒカリに関しては

今回はさすがにマークされるだろうと思います。

登録メンバーを見る限り

競りかけてくるような馬はいませんが

それでもGⅠの大舞台で人気になる馬ですから

早めにプレッシャーをかけられる可能性が

高くなっていると考えます。



武豊ジョッキーで逃げ馬となると

サイレンススズカのイメージも重なって

より一層、人気になるのかもしれませんが

馬券的には妙味を感じません。



だから、この2頭に関しては

能力は認めつつも

今回は、高い評価はしません。



注目している馬は?


その他のメンバーも見てみましょう。

まず注目はカレンミロティックですね。

前々で流れに乗った競馬ができれば

簡単にはバテないタイプです。

春の天皇賞(GⅠ)では

先行馬総崩れのなかをよく踏ん張っていました。



今回も意識的に

早めに動いていく競馬に出るのならば

波乱の立役者になるかもしれません。



それから、ラストインパクト。

昨年、3つの重賞タイトルを手にすると

年末の有馬記念(GⅠ)では

ジャスタウェイやエピファネイアと

同タイムの7着と力を示しました。



前走の札幌記念(GⅡ)で6着に負けたとはいえ

着差は小さなものだったので

評価を下げる理由にはならないでしょう。

有力馬の影に隠れた存在なので

ここは、人気の盲点になりそうですね。



あとは、毎日王冠(GⅡ)の2、3着馬も

軽視できません。



まずはディサイファですね。

前走は、好位からきっちりと脚を使っていました。

この馬は、レースぶりに幅があるのが強みですね。

このあたりは四位ジョッキーが

完全に手の内に入れているからでしょう。



そして、イスラボニータ。

昨年の天皇賞・秋(GⅠ)では

1番人気に支持されたほどの馬です。

今年に入って順調さを欠きましたが

前走を見た感じでは復調してきましたね。

今回は、上積みがどれだけあるかでしょう。



まとめ


では、まとめに入ります。

今年の天皇賞・秋(GⅠ)は

スピルバーグの連覇に期待します。

そういえば、鞍上の北村宏司ジョッキーも

これを勝つと菊花賞からのGⅠ連覇になりますね。



穴っぽいところで狙いたいのは

カレンミロティックとラストインパクトです。

2頭ともに東京コースの2000m戦は

初めてになりますが

似たような形態の金鯱賞(GⅡ)を勝っているので

不安視する必要はないでしょう。



あとは、前哨戦で結果を残した

ディサイファとイスラボニータにも

チャンスはあると思います。





最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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2011年   的中率 データなし  回収率  76.4%
2012年   的中率 21.3%  回収率 118.7%
2013年   的中率 26.6%  回収率 108.1%
2014年   的中率 23.2%  回収率 110.0%
2015年   的中率 29.0%  回収率 114.7%

※2015年に関しては、3月1日時点のものになります。


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