傑出馬不在に見えて、実は・・・

こんばんわ。

はるかなる。です。

今日は、５月１０（日）に東京競馬場で行われる

第２０回　ＮＨＫマイルカップ（ＧⅠ）の展望をしたいと思います。

今年の登録馬は全部で３０頭です。

そのうち出走可能なメンバーを見てみると

一見すると混戦という印象を受けます。

それを象徴するかのように

今回のレースへの前哨戦を振り返ってみても

これといってレベルの高いレースはありません。

１番人気は、アルビアーノやグランシルク

それから、アルマワイオリにクラリティスカイ

といったところでしょうか？

まぁ、はっきりとはわかりませんが

三連単の１番人気が１００倍を超えそうな気がします。

人気的には、それくらい混戦模様です。

ただ、そんな人気とは裏腹に

個人的には１強だと思っています。

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前走を見て、すぐに決めた本命馬

その馬は、ニュージーランドトロフィー（ＧⅡ）で

出遅れながらも豪快に追い込んで２着した

グランシルクです。

このレースは、結果的に

前半は控えていた馬たちが上位に来ましたが

特別ペースが速かったわけではないので

単純に力を出せた馬が

結果を残したのだと判断しています。

それだけに、スタートの不利を跳ね返しての２着は

見た目以上に価値があると思います。

ここにきて、ぐんぐん成長しているように感じますし

東京替わりもプラスに働くと思います。

理想を言えば

前走で出遅れているだけに偶数枠が欲しいですね。

スタート難は癖になってしまう馬もいますから

この克服が鍵になりそうです。

今年のＧⅠで不調の３戦３勝馬

次に、負けなしの３連勝で出走する馬に触れましょう。

今年のクラシックでは

このタイプの馬が本番で苦戦していますね。

桜花賞（ＧⅠ）に出走した３頭の３戦３勝馬は

（ルージュバック、クイーンズリング、キャットコイン）

いずれも着外に終わりました。

そして、皐月賞（ＧⅠ）でも

キタサンブラックが３着に入ったものの

１番人気の支持を得たサトノクラウンは

期待に応えることができませんでした。

今回、同じく３戦３勝の成績を引っさげて挑むのは

牝馬のアルビアーノです。

軽快な逃げ足を武器に活躍していますが

牡馬混合のＧⅠでは通用するのでしょうか？

結論から言うと

個人的には、抑え評価が妥当かなと考えています。

この馬の不安点は

逃げる競馬しかしていないことと

負けた経験がないことですね。

例えば、昨年のこのレースの勝ち馬である

ミッキーアイルは４連勝中で

そのいずれもが逃げ切り勝ちでした。

ただ、この馬はデビュー戦で負けており

そのときに２番手からの競馬もしていました。

この経験があったことが

その後の活躍に繋がったとも言えます。

アルビアーノは

まだ経験が足りないのではないでしょうか？

人気を吸い取ってくれるならばありがたいですね。

どういった展開になるのか？

今回のメンバーを見渡すと

アルビアーノが逃げて

タガノアザガルやマテンロウハピネスが

追いかける形になるのでしょう。

前走で積極策に出たクラリティスカイは

ここでは、そういった競馬はしないでしょう。

ペース的にはスローはないと考えていますが

この展開に動きを与えるとすれば

レンイングランドでしょう。

この馬は、スプリント戦でも逃げられるほどの

スピードがありますから

行こうと思えばハナにも行ける馬です。

シンザン記念（ＧⅢ）でも

逃げて見せ場を作りましたから

この馬の出方次第では

流れが速くなることもありそうです。

ただ、極端なスローペースにでもならない限り

グランシルクにとって

マイナスに働くことはないと思います。

まとめ

では、まとめに入ります。

現状では、前走を見て受けたインパクトを大事にして

グランシルクを本命にする予定です。

他では、前走は不利もあったヤングマンパワー

朝日杯フューチュリティステークス（ＧⅠ）の上位組

アルマワイオリとクラリティスカイ

新潟２歳ステークス（ＧⅢ）の１、２着馬

ミュゼスルタンとアヴニールマルシェなどが気になります。

ただ、どの馬も中心に推せるほどの

特別な何かがあるわけではないので

このあたりに関しては

週末まで悩もうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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