GⅠ未勝利馬限定・重賞勝利数ランキング Part1

GⅠ未勝利馬の中で、最も重賞を勝ったのはどの馬か?



2014年9月14(日)の京成杯オータムハンデ(GⅢ)を

クラレントが制したことにより

同馬は、これで重賞6勝目を挙げました。

そこで、ふと疑問に感じることがあり

調べてみることにしました。




その疑問とは

【GⅠ未勝利馬の中で、最も重賞を制したのはどの馬か?】

ということです。(※注)

それでは、トップ11を発表したいと思います。

まず、Part1では1位~5位を発表します。

果たして、現役馬クラレントは入ってくるのでしょうか?




注1:対象は1990年以降に走っていた馬になります。

注2:重賞勝ち鞍が同じ数の場合は

通算出走回数が少ない馬を上位にしました。

注3:JRAの重賞と交流重賞が対象で

地方馬限定の重賞は含みません。



1位:レマーズガール (9勝)


チャンピオンは交流重賞で活躍した

牝馬のレマーズガールとなりました。

重賞9勝、2着が7回、3着6回という結果を残し

大きな休みもなくコンスタントに走っていました。

JRAの重賞ではいい成績を残せませんでしたが

それでも獲得賞金は4億円を突破しました。



【重賞勝ち一覧】

  • 関東オークス(2003年)
  • スパーキングレディーカップ(2003年)
  • TCK女王杯(2004年)
  • エンプレス杯(2004年)
  • クイーン賞(2004年)
  • TCK女王杯(2005年)
  • スパーキングレディーカップ(2006年)
  • 白山大賞典(2006年)
  • クイーン賞(2006年)



【ライバル】



グラッブユアハート

直接対決では、10勝8敗と勝ち越していました。

トーセンジョウオー

直接対決では、6勝3敗と勝ち越していました。



2位:セイクリムズン (9勝)


同じく9勝で2位に入ったのは

現役として活躍中のセイクリムズンです。

(※2014年9月現在)

2010年の初重賞制覇からはじまり

5年連続で重賞を勝っています。



JBCスプリント(JpnⅠ)(2回)と

かしわ記念(JpnⅠ)で2着があり

長らくダート短距離戦線の主役を務めている1頭です。

あとひとつGⅠ以外の重賞を勝てれば

GⅠ未勝利で重賞10勝という快挙を達成ですね。



【重賞勝ち一覧】



  • カペラステークス(2010年)
  • 根岸ステークス(2011年)
  • かきつばた記念(2011年)
  • 黒船賞(2012年)
  • 東京スプリント(2012年)
  • かきつばた記念(2012年)
  • さきたま杯(2012年)
  • 黒船賞(2013年)
  • 黒船賞(2014年)



【負けない相手】

1つ年上で同じく短距離戦線で活躍している

セレスハントには

初対決以来、直接対決では負け知らずでした。

しかし、2014年6月の

北海道スプリント(JpnⅢ)で初めて先着を許し

連勝記録は15でストップしました。



3位:プリエミネンス (8勝)


3位に入ったのも牝馬のプリエミネンスでした。

この馬は、牝馬ながら牡馬相手にも

エルムステークス(GⅢ)など3つの重賞を制し

JBCクラシック(JpnⅠ)で2着に入るなど

互角に渡り合っていました。



重賞8勝の全てが柴田善臣ジョッキーとの

コンビであげたもので

それ故に善臣ジョッキーの代表お手馬といっても

いい馬なのではないでしょうか?



【重賞勝ち一覧】



  • 関東オークス(2000年)
  • クイーン賞(2000年)
  • マリーンカップ(2001年)
  • スパーキングレディーカップ(2001年)
  • マリーンカップ(2002年)
  • マーキュリーカップ(2002年)
  • エルムステークス(2002年)
  • 浦和記念(2003年)



【代表産駒】

ヴィットリオドーロ 中央4勝

(2014年9月現在、現役)



4位:ビーマイナカヤマ (8勝)


4位は、8勝で並んでビーマイナカヤマです。

この馬は、主にダートの短距離戦で活躍しましたが

1800mでも勝ち鞍があるように

条件を問わず駆けていました。



鹿戸雄一ジョッキーとのコンビで

全13勝をあげました。

勝ち鞍には、とちぎマロニエカップ(GⅢ)や

朱鷺大賞典(GⅢ)、群馬記念(GⅢ)など

今では、懐かしく感じられる重賞が並んでいますね。



【重賞勝ち一覧】



  • 北海道スプリントカップ(1999年)
  • ガーネットステークス(2000年)
  • 黒船賞(2000年)
  • 群馬記念(2000年)
  • かしわ記念(2000年)
  • 朱鷺大賞典(2000年)
  • ガーネットステークス(2001年)
  • とちぎマロニエカップ(2001年)



【父の代表産駒】

父:エブロスの産駒の中では

障害で大活躍したポレールを上回り

総獲得賞金1位の成績を残し

父の代表産駒となりました。



5位:リミットレスビッド (8勝)


5位も並んで8勝のリミットレスビッドです。

この馬の重賞勝ちは全てダートでしたが

芝でもオープン勝ちを含め5勝をあげ

能力の高さを見せていました。



兄弟には、弥生賞を勝ったフサイチゼノンや

スプリングステークス(GⅡ)などを制したアグネスゴールドがいて

早い時期から成績を残していましたが

打って変わって、短距離戦線で活躍したリミットレスビッドは

7歳になって初重賞を制した遅咲きでしたね。



【重賞勝ち一覧】



  • ガーネットステークス(2006年)
  • 根岸ステークス(2006年)
  • 東京盃(2006年)
  • 兵庫ゴールドトロフィー(2006年)
  • 黒船賞(2007年)
  • 東京盃(2007年)
  • 兵庫ゴールドT(2007年)
  • さきたま杯(2008年)



【ライバル】



メイショウバトラー

直接対決では、11勝8敗で勝ち越していました。



Part2に続く



★はるかなる。の人生ゴボウ抜き!!★は

毎日20時30分~21時頃に更新しています。



~2010年以降の的中率と回収率一覧~

2010年   的中率 データなし  回収率   83.1%
2011年   的中率 データなし  回収率   76.4%
2012年   的中率 21.3%  回収率  118.7%
2013年   的中率 26.6%  回収率  108.1%
2014年   的中率 23.0%  回収率  113.8%

(※2014年は10月12日時点のものになります。)


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